完熟はちみつ

はちみつ

はちみつの「完熟」をご存知でしょうか。

わたしたち、Shinobeeが販売しているはちみつは、
美味しく食べてほしいからこそ、
完熟であることにこだわっています。

一般的に、はちみつを「完熟」と表現することは少ないです。
では、わたしたちが言う、「完熟」とは、どのようなはちみつなのか、
お話しさせていただきます。

完熟はちみつかどうかは、
「いつ採取するのか」によって判断します。

完熟はちみつとは

ミツバチたちのチカラによって熟成されたはちみつ

はちみつの完熟は、ミツバチが一生懸命に熟成させ、
糖度を80%以上に高め、貯蔵したものをいいます。

ミツバチは花から花へと飛び回り、花の蜜を集めていきます。
そのため、花の蜜のことをはちみつだと、
思っている方もおられるかもしれません。

ミツバチと花

花の蜜は「花蜜(ネクター)」
とよばれ、
花蜜は、水分量が多く、
糖度が低い状態です。

<豆知識>
ネクターの語源は、ギリシア神話に登場する神の飲み物
「ネクタール」(nektar:nek(死)+tar(打ち勝つ効能))に由来し、
神々が常飲する生命の酒・不老不死の霊薬である薬酒・滋養のある飲み物とされる

wikipedia参照

花々を飛び回り、集めた花蜜を巣に持ち帰り、
ミツバチが持っている転化酵素を加えることで、
花蜜の「ショ糖(スクロース)」が、
「ブドウ糖(グルコース)」と「果糖(フルクトース)」へと分解されます。

そして、ミツバチの羽ばたき運動によって、
余分な水分を飛ばし、糖度が80%まであがると、
蜜蝋で蓋をし、はちみつとして貯蔵されます。

ミツバチのチカラによって、自然に作られ、
はちみつとして、巣箱に保存されている状態のことを、
わたしたち、Shinobeeは完熟の状態としています。

ちなみに、一匹のミツバチが一生かけて、集められるはちみつの量は、
ティースプーン1杯にも、満たないといわれています。

朝採りはちみつ

お野菜や果実などは、
鮮度や糖度の観点から、
「朝採りが美味しい」
と言われますね。

実は、はちみつも朝採りが美味しい。

わたしたち、Shinobeeでは、朝採りにこだわっています。

なぜ、朝採りが美味しいの?

それはミツバチたちの
活動時間に関係しています。

ミツバチが花を訪れる時間は、
日が昇り、気温が上がってきてからです。
夜間は巣箱の中で、子育てや、蜜など巣箱内のお仕事をしています。

朝日が昇る頃、ミツバチたちが活動を始める前に、
採取することで、その日に集めてくる糖度の低い花蜜を、
入らないように、採取することで、
純度の高いはちみつを搾ることができます。

養蜂場の近くを流れる揖保川と朝焼け

人の手を入れずに、ミツバチたちが熟成させ、
純度の高い、完熟のはちみつを収穫するからこそ、
感じていただける、「自然の風味」を大切にするために、
朝採りにこだわっています。

まとめ

わたしたち、Shinobeeが
完熟はちみつと表現するはちみつとは、

  • ミツバチたちのチカラによってはちみつを作る
  • 朝採りをすることで純度の高いはちみつを搾る

こだわりをもって生産するからこそ、
自然の恵みを、自然のままに。
やさしい甘みに、豊かな花々の香り、

完熟はちみつならではの、風味をお楽しみください。