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生はちみつとは?加熱との違い

生はちみつは、採れたままを非加熱・最小限の濾過で瓶詰めした蜂蜜。花ごとの香りや酵素、微量栄養がそのまま残り、口に入れると“旬と土地”がふわりと広がります。
一方、一般的な蜂蜜は結晶化の効率的な融解や、加工・流通のしやすさを優先して加温することで、粘度を均一にすることがあります。これは悪いことではありませんが、風味の繊細さや自然のままの個性は穏やかになります。自然派・健康志向の方や、香りや余韻を楽しみたい方には生はちみつが向いています。
失敗しない選び方と保存・結晶の扱い
選び方の5ポイント
- 原材料表示が「はちみつ(国産)」のみであること
- 加糖・人工甘味料・香料がないこと
- 産地・採蜜時期の情報があること(信頼性)
- 価格が不自然に安すぎないこと(純度の目安)
- 香り・余韻が自然で心地よいこと(テイスティング推奨)
保存は直射日光を避けた常温で。冷蔵は結晶化を早めます。フタの開閉後は清潔なスプーンを。
結晶化は品質劣化ではなく純粋蜂蜜の自然現象。粒が気になる場合は、40℃以下のぬるま湯でゆっくり湯煎すれば滑らかに戻ります。風味を守るため“高温”は避けましょう。
今日からの使い方&よくある質問

毎日の取り入れ方
- 朝:ヨーグルトやフルーツ、トーストにひと匙。
- 昼:ドレッシング/ソースの“砂糖の半量をはちみつに”。艶とコクが出ます。
- 夜:ハーブティーやホットミルクに。就寝前のリラックスタイムにやさしい甘さを。
Q&A よくある質問
- Q:1歳未満の乳児に与えてもいい?
- A:NGです。乳児ボツリヌス症予防のため、1歳を過ぎてから。
- Q:加熱してもいい?
- A:料理での軽い加熱はOKです。風味を楽しむなら仕上げに。
- Q:白く固まったけど大丈夫?
- A:大丈夫。結晶化は自然現象です。40℃以下で湯煎を。
まとめ(要約)
生はちみつは、花・季節・土地の個性が生きた自然の甘さ。選び方の基本と保存・結晶の扱い、今日からの使い方さえ押さえれば、暮らしにすっと馴染みます。まずは小瓶で“自分の定番”を見つけてみませんか。
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