季節の変わり目になると、なんだかお肌の調子が悪く、
なんだか、鏡を見るのが嫌になる…
特に今年は、マスクをつける機会も多く、
こすれてお肌が荒れる。
と、悩んでいる方も増えているといわれています。
女性の多くが、「いつまでも美しくいたい。」
と、思いますよね。
そんな女性にこそ、おすすめしたいのが、はちみつです。
春先の肌の調子が悪い時、
はちみつの摂取をおすすめする理由について、
お話ししたいと思います。
はちみつがメラニンの生成を防ぐ
春になると、日に日に、
紫外線が強くなってきますね。
ふと、気がつくと、お肌にシミが増えていて、
「どうやって隠そうかな…」と悩んでいる方も、
おられるのではないでしょうか。
紫外線の気になる時期にも、はちみつがおすすめです。
そもそもシミを作る原因になっているのは、
黒色色素の「メラニン」です。
紫外線を浴びると、過剰にメラニンが、
生産されてしまうので、色素沈着を起こしてシミになります。
メラニンの産生に関わっている、
「チロシナーゼ」という、酵素の活性阻害作用を、
調べたデータでは、はちみつには、
「メラニンの生成を抑制する効果が認められた。」
とあります。
はちみつの種類によっては、
多少の違いがあるかもしれませんが、
「シミを作りたくない…」と思っている方も、
一日ひと匙習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
はちみつで肌の乾燥を防ぐ
はちみつの嬉しい効果の一つに、
保湿効果があげられます。
はちみつには、グリセリンと同程度の保水力がある。
はちみつの、保湿作用を調べた実験データによると、
水、はちみつ水、グリセリン水、それぞれを、
乾燥した環境下で、24時間、静置保管し、比較した結果。
水の約95%が、揮発したのに比べて、
はちみつは約45%、グリセリンは約35%の揮発で留まったことから、
はちみつと、グリセリンと比較しても、遜色の無い結果となり、
はちみつの保湿性が、実証されています。
はちみつを、原料に使用している、化粧品もたくさんあり、
お肌にとって、嬉しい効果が期待できるのではないでしょうか。
はちみつの保湿効果から、
日々のはちみつに加えて、
自家製パックを作ったり、
はちみつ風呂もおすすめです。
(※1 パックやお風呂に関してはまた別記事にて書いていきます。)
(※2 はちみつが肌にあうかどうかは、個人差がありますので、使用前に、パッチテストなどを行い問題ないかどうかを確認したうえで行うようにしてください。)
はちみつで花粉症の緩和にもつながる
花粉が、鼻や喉など、粘膜に付着すると、
アレルギーの症状を引き起こします。
これは、「ヒスタミン」と呼ばれるものにより、
目のかゆみや鼻水、肌荒れなどを引き起こします。
はちみつのなかに含まれている「ポリフェノール」は、
ヒスタミンの放出を抑えてくれるのも期待されています。
「林修の今でしょ!講座」で取り上げられていた、
花粉症対策レシピはこちら。
バナナはちみつ
シナモントースト:https://honey888.jp/archives/260
お薬のように、即効性はありませんが、
日々、習慣的に続けていく。ということが肝要です。
また、一般社団法人はちみつマイスター協会では、
花粉症の症状が出た際には、
はちみつを、綿棒などを用いて、
鼻腔に塗布する方法や、はちみつ点眼もご紹介されています。
肌のためのはちみつは品質を重視
お肌のために、はちみつを取り入れたいと思っても、
どんな種類のはちみつでも、
その効果が期待できるわけではありません。
もともと、お肌に合わない方もおられると思いますし、
はちみつに入る、添加物に反応することもあります。
普段、口にするはちみつと同じように、
裏面の食品表示をご確認いただき、
生産、加工方法の、信頼できる、
純粋な、天然のはちみつのご使用をおすすめします。
まとめ
春先のお肌の不調はもちろん、
花粉症対策にも、はちみつがお役に立つかもしれません。
もちろん、個人差もありますし、
花由来の、はちみつによる成分の違いもあります。
天然の生はちみつは、
自然本来の栄養を摂りながら、
花々の風味豊かな、はちみつをお楽しみいただけます。
お肌のために、
「なにか始めてみたい。」と思ったら、
はちみつをおすすめいたします。
是非、取り入れてみてくださいね。